新訳聖書と旧約聖書の違い
最近、テレビでとある神父さんのお話を聞いてとっても感動してしまいました。気付くと泣きながら寝てました(笑) (私はすぐ寝てしまう癖?があります)
昔からキリスト教には少し興味がありました。宗教とはほぼ無縁な家庭で育ちましたが・・・クリスチャンで有名な作家の遠藤周作さんが大好きなのです♪
キリスト教といえば聖書ですよね。でも聖書って難しそう・・・。文章を読むのが苦手&とても遅い私は、中々手に取ることはありませんでした。でも、やぱり気になる!ということでamazonで聖書を買って読んでみることにしました♪
でもそこでふと、旧約聖書と新約聖書・・・この2つの違いってなんだろう?2つとも読むべきなのか?という疑問が湧いてきました。下にざっくりとまとめてみました。
旧約聖書・・・本来はユダヤ教の聖典である。キリスト教の聖典でもある。キリスト教徒目線の名称であって、ユダヤ教徒は旧約聖書とは呼ばない。旧約とは古い契りの意味。ヘブライ語で書かれている。
内容はモーゼが記した『創世記』『出エジプト記』『レビ記』、『民数記』、『申命記』のモーゼ5書の神話、『ヨシュア記』などのイスラエル人についての歴史的記述、『列王記』などの預言書、ほかには詩篇や箴言(しんげん)から成る。※箴言とは教訓・格言のこと
ユダヤ教にとっては、唯一の正典であり、民族の歴史を伝え、イスラエルの地を民族の故地とする精神的な基盤を与え、行為と歴史の両面において文化的な一体性を与える書でもある。
キリスト教にとっての旧約聖書は、イエスキリストの出現を約束する救済史。
新約聖書・・・紀元1世紀から2世紀にかけてキリスト教徒達によって書かれた文書。その一部はイスラム教の啓典とされている。ギリシャ語で書かれている。
新約聖書には27の書が含まれる。内容は、イエスキリストの言葉と生涯(福音)、使徒言行録(初代教会の歴史)、初代教会の指導者によって書かれた書簡、ヨハネの黙示録から成っている。
なんとなくしか分かりませんが、ポイントとしては・・・
・内容は、旧約聖書はキリストが生まれる前まで、新約聖書はキリスト生誕後について記されいる。
・旧約聖書は紀元前10世紀から前1世紀に書かれた。新約聖書は紀元1世紀から2世紀中頃に書かれた。
・旧約聖書にはイスラエルの民の歴史が記されている。新約聖書は、旧約聖書が預言している神がイエスキリストだと書かれている
・旧約聖書はユダヤ教の聖典。キリスト教の聖典でもある。新約聖書はキリスト教の聖典。一部(福音書)はイスラム教の啓典になっている。
といった感じです!間違ってる部分もあるかもしれません・・・。でも事前にだいたいの内容を把握しておくと、聖書を読むのが楽しくなるかもしれませんね(^^)/